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あれよあれよというまにもう五月ですか。めくるめきすぎよ!四月。

最近は古くからの友人のコンサートがあったり、大好きな舞踏家、鈴木ユキオさんのオープンクラスに行ったり、Sonarで朝まで踊ったりと春らしくさんざめく日々です。

金魚(鈴木ユキオ氏)のOC、とても居心地がよかったです。穏やかで。
誰にでも社交的な気分のときや内にこもって静かに本を読む気分のとき、いろんなときがありますが、皆わりと意図的に自分の「モード」みたいなものを切り替えていることが多い気がするんですね。それは自己防衛のため、みたいな部分もあれば、そのモードだからこそより楽しめることも多かったりするから。ある種の自己催眠のように。
服を着替えるように、意識を着替えている。
(いつでもニュートラルな人というのもいて、それもそれで良し悪しだと思いますが。)

でも、そういうのをぜんぶフラットにするような2時間でした。外圧と内圧をどちらもゼロにして、からだとこころの輪郭が整ったような気がした。
わたしはものすごく人見知りするので「モード」をかなりつよめにもつことで人と話せるみたいなところがあり、でもそれがほどけないと身体もほどけないからダンスのWS前などはいつもすこし心配なのですが、今回は始まるやいなやあっという間にあっさりゼロにされました。

先日の公演「揮発性身体論」の振りもちょっと踊らせてもらったりして、どきどきしながらも、舞台を見て感じていたことがいろいろ腑に落ちて面白かった。公演のときのダンスの作りかたや「振り付ける」ことへの考え方なんかもきかせてもらうことができました。


しかし鈴木ユキオさん、どんなに至近距離で見ても、話しても、サイズ感がなくてふしぎな人でした。立ち居振る舞い、動き方、話し方、そういうもののイメージはくっきりと思い出せるのに、全体のかたちや声はまるでぼんやりとしてる。
仙人みたい。
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